■ブラックホールが他の星を飲み込むまで
ブラックホールは中心が重力の塊。光さえも逃げ場がなく、見た目は真っ暗なのでアインシュタインの時代には観測が不可能とされていたみたいです。
この動画では2億9000万光年離れた場所で起きた潮汐破壊の様子をアニメーションで表現したもの。2014年11月に観測が成功したそうです。すごいですね。
動画では星の一つがゆっくりと破壊されていく様子が伺えますが、こんなのが地球の近くで発生したら怖いです。
幸いなことに、地球の近くには巨大な惑星が存在しないので、こうしたブラックホールが発生する確率は低いです。
ブラックホールになるのは太陽より大きく、核融合反応で輝く恒星のみです。そして大きさは太陽の20倍以上ないと厳しいかもしれません。
あの太陽ですらブラックホールにはなり得ないのですから、地球の近くにある星なんて可愛いものですね。