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2020年1月7日火曜日

【VR】眼鏡型ヘッドセットはこれからどんな進化を遂げるのか?



https://www.moguravr.com/panasonic-ces2020-announce/

Panasonicが眼鏡型のVRデバイスを開発しており、「超軽量」を売りにした商品として近々発売しようとしています。





まさしく眼鏡型であり、従来のように正面全体を覆うような設計になっておらず、目の周辺を集中的に塞ぐような感じになっています。

「眼鏡」というよりも「水中眼鏡」に近いかも。

Oculus GOを使用していると、重さで頬骨がどうしても痛くなりますので、この軽量化は嬉しいと思います。

調べるとカメラが搭載されておらず、頭をトラッキングするのみの3DoF仕様のこと。

周辺を確認できるVRデバイスが少ないため、カメラを取り付けて欲しかったのは正直なところですね。

実際に周辺を確認しながら作業ができるヘッドセットには、Microsoftが開発する『HoloLens 2』があります。



こちらはMicrosoftが力を注いでいるだけに目指すところが一段階上といった感じです。


●大幅に拡大された視野を通して、一度により多くのホログラムを目にすることができます。業界最高の解像度で、より簡単かつ快適にテキストを読んだり、3D 画像を細部に至るまで確認したりすることができます。




●自然な感覚でホログラムを触ったり、握ったり、動かしたりすると、実物のように反応します。Windows Hello で目だけを使って安全かつ即座に HoloLens 2 にログインできます。また、音声コマンドは、スマート マイクと自然言語の音声処理を通じて、雑音の多い産業環境でも機能します。

空間上に3D画像を投影するタイプなので、OculusやPanasonic製品とは違う方向性で開発が進んでおり、Microsoftは『MR(複合現実)デバイス』と呼んでいます。

今後の眼鏡型ヘッドセットは、この「VR型」と「MR型」に分かれて商品開発が行われそうです。

MR型のデバイスは、医療やモノづくりの現場で使用されるプロフェッショナル仕様なので、高価なことから一般ユーザーが手を出しにくい様子。

対して、VR型のデバイスはゲームや動画鑑賞に向いて比較的安価なので、それぞれの目的に合わせた商品を選ぶ必要があると思います。

どちらにせよ、現在の目指すべきポイントは「製品の軽量化」「バッテリーの強化」

長く快適に使用するために、ぜひともこの二つの改善を開発会社は達成して欲しいですね。
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