Windows11の無償アップグレードは2021年後半との噂
Microsoftでは10が最終のWindows OSとなるとアナウンスしていましたが、11が発売されることに無事(?)なりました。
デバイスの進化が激しい現代において、やはり10のままでは苦しいと判断したのでしょう。
しかも11へのアップグレードは、セキュリティの観点からPCスペックのハードルが高く、この点に関しては様々な議論が起こっている模様です。
現時点(2021年7月26日現在)において簡単に説明すると、
プロセッサー:
1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサーまたはシステム・オン・チップ(SoC)
メモリー:
4GB以上
ストレージ:
64GB以上
システム ファームウェア:
UEFI、セキュア ブート対応
グラフィックカード:
DirectX12以上(WDDM2.0ドライバー)に対応
TPM:
トラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)バージョン2.0
特に最後の「TPMってなに?」という疑問が多く、PCの根幹となるマザーボードに取り付けるモジュールとなるため、非対応の古いPCが動かなくなる可能性は高くなりそうです。
動作確認のチェックツールについて
こうした件を踏まえ、MicrosoftよりWindows 11の最低システム要件の見直しが発表されたため、PC正常性チェックツールの公開が中止されました。
やはりユーザーからの不満の声が多かったみたいですね。
ただ、TPMに関してはセキュリティに関わる部分なので、ここが緩んでしまうと11にする意味がないと言われそう。
Appleのように「デバイスは買い替えが当然」と開き直るならまだしも、PC業界は多様な構造のデバイスが数多く存在するため、今後のアップグレードはMicrosoftの挑戦になりそうです。
また、Android OSとの互換性があることから、この点のセキュリティも強化しなければいけないため、注目度の高いアップグレードになることは間違いないでしょう。
Microsoftからの詳しい説明は以下のリンクから↓
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11
こちらのブログでも定期的にWindows11の情報をチェックしたいと思います。