記事をシェア

2021年11月13日土曜日

【MLB】大谷翔平選手の凄さについて少し語ってみる

 


スポーツ観戦者の目線から大谷選手の凄さを語ってみる


この記事を読んで少し胸が熱くなっちゃいました。



記事の内容はMLB専門家による大谷翔平選手の評価ですが、今季の活躍を絶賛している様子がこちらにも伝わってきます。


MLBの元プロが技術的な側面から大谷選手を分析するコメントは多々ありますが、実際に「二刀流」というものがどれほど凄いか(または大変か)を詳しく語ってくれる方はあまりいない印象です。


また素人目線では「ホームラン数」や「球速」ばかりに注目しがちなので、イチロー選手のように数字ばかり意識するようなMLB観戦に偏る可能性があります。


そんなの寂しいじゃないか……。


今回はコアなスポーツ観戦者としての目線から、大谷翔平選手を少しだけ語ってみたいと思います。


二刀流って何が凄いの?


これは有名な話ですが、イチロー選手は高校時代にピッチャーが主なポジションでした。


そのため、ごくまれに公式戦でピッチャとーして登板した歴史があります。

(MLBでは2015年10月4日:フィーリーズ対マーリンズ戦です)



そんなイチロー選手のコメントですが、登板後の翌日に動けなくなるほど使う筋肉が違ったとか。


慣れない筋肉を使う怖さはスポーツ選手の誰もが知るため、二刀流は長年の経験と積み重ねにより確立される技術だと想像できます。


また、ピッチャーは守備側でもかなり異質なポジションと言えます。


試合を組み立てるため攻撃的かつ戦術的な思考が求められ、一試合を通して投げ切るための絶大なスタミナを必要とするからです。


同じ野球でもバッティングとピッチングではまったく違う競技をしていると言っても過言ではなく、例えるならサッカーの試合に前半(プロの選手に失礼になるため、ここはあえて前半のみと言っておきます)フル出場した次の日、バッターとして打席に立つといったことを毎週繰り返している感じですね。


大谷選手の活躍により耳にする「嘘だろ、昨日あいつピッチャーなんだぜ」は「嘘だろ、昨日あいつサッカー選手なんだぜ」くらいのインパクトがあります。


……実際にリフティングも上手いし、おそらく他の競技にも対応できるような体づくりをしているのでしょう。



大谷選手の柔軟性は他のアスリートにも良きお手本となるため、野球だけでなくスポーツ全般に渡り影響を与えたほどの一年だったと思います。


二刀流の元祖であるベーブ・ルースについて


大谷選手と良く比較されるのが『ベーブ・ルース』の存在です。



しかしながら、私にとってのベーブ・ルースのイメージは「ホームラン王」であり、「二刀流」ではありません。


野球界で常識となる「投手か打者、どちらかのポジションに専念した方が良い」という考えはルースが確立したものであり、大谷選手はその常識をひっくり返しに来たという印象ですね。


ただ「生まれ変わり」なんてものがあるのなら、大谷選手はベーブ・ルースの生まれ変わりなんじゃないかと思うことが多々ありますけれども……。


来季の大谷選手はどうなる?



現在は大谷選手のMVP選考の話題で盛り上がっていますが、やはりワールドシリーズ進出が来季の目標であることは間違いありません。


「なおエ」なんて言葉をチラホラ見掛けるほど、エンゼルスの戦力は他の球団に比べて劣っているため、補強にも注目したいところですね。


ホームランが多くなるにつれて敬遠も多くなりましたが、トラウト選手が復帰すれば両者を敬遠するワケにもいかないため、打撃の面では今季に比べて有利になると考えられます。


後は投手陣ですな……アストロズのバーランダー選手を獲得するとか色々と噂がありますけど、選手の入れ替わりが激しいMLBなのでこればかりは予想できないですね。


ロビー・レイ

エドゥアルド・ロドリゲス

スティーブン・マッツ

マーカス・ストローマン

ノア・シンダーガード

アレックス・ウッド

マックス・シャーザー

ジャスティン・バーランダー


……補強のターゲットをざっと調べると、まあ錚々たる名前が並んでいます。


インタビューで「勝ちたい」と大谷選手は零していたので、来季の補強は頼みますよエンゼルスさん!


Share This To :
 
Back to top!