VALORANTを3ヶ月ほどプレイ
話題になっている対戦型タクティカルFPS『VALORANT』を3ヶ月ほどプレイしてみました。
正確には2ヶ月ほどアンレートとスパイクラッシュをウロウロしていたので、競技性の高いコンペティティブへの参加を含めて5ヶ月くらい遊んだ感じですね。
最高ランク到達は『ゴールド1』でしたが、シーズンが変わったことによりリセットされてランクが『シルバー2』へ。
そこから負けが続いて『シルバー1』へと落ちてしまったので、今はカジュアルに遊ぶ方向に頭を切り替えています。
後から聞くと、高ランク帯のプレイヤーが同じようにリセットされたため、猛者との対戦を避ける意味で、ランクを上げるのは時間を置いた方が良かったらしいですね。
シーズンが変わるのも初めての体験でしたから、これは知らなかった😓
まあ、実際にゴールド帯へ上げることはできましたが、運が良かった部分も多いので、自分の実力はシルバー帯だというのは何となく実感しています。
……では、初心者目線からのVALORANTの感想を述べたいと思います。
ヨルの発表によりVALORANTを始める
FPSゲームに関してはそれほど経験がなく、『COD』や『BF』、『FAR
CRY』シリーズなどをチョコチョコと遊んでいたくらいです。
実はマルチプレイゲームはVALORANTが初めてで、今まではオフラインのソロ専に徹していました。
……だって怖いんだもん。
マルチプレイゲームは他のプレイヤーの罵詈雑言が酷いと聞いていたので、ゲームでストレス溜めたくないと思い、意図的に避けてたんですね。
そんな私が、民度最悪と言われるVALORANTに手を出すとか、何の罰ゲームだと5ヶ月前の自分に言いたい。
2021年に最も不快な経験をしたゲームをしたランキング、VALORANTが1位にランクイン|VALORANT4JP https://t.co/yvSmZS9CVc
— VALORANT4JP (@VALORANT4JP) October 31, 2021
最近では暴言に対してBAN(アカウント停止)の対象になるなど、色々と対策が行われているようですが、10試合中2~3試合はイラっとするような言葉が飛び交うのは事実です。
私がVALORANTを始めるキッカケになったのが、日本人であるヨルの登場です。
しかし、このヨルが「最弱のエージェント」の称号を得たため、選んだ瞬間に罵詈雑言が飛んでくることに。
トロール(妨害プレイヤー)もヨルをピックする人が多く、すっかりネタキャラとしての地位を確立してしまいました。
そんなヨルさんですが、近々リワークされるため、少し強くなって再登場してくれるみたいです。
ヨル - リワーク予定のアビリティ
— VALORANTニュース🇯🇵 (@ValorantNews_jp) February 8, 2022
・フェイクアウト
・ゲートクラッシュ
・ディメンショナルドリフト
詳細: https://t.co/J4mfiGv1HU pic.twitter.com/sMqrZJO9UZ
ありがたいことですが……この3ヶ月間のストレスはどうしてくれるねん😖
――とは言え、私にマゾ気質はないので、今ではキルジョイ、セージ、ソーヴァ、チェンバー専にシフトしています。
もしヨルさんのリワークで「おお、つえええ!」と思えば、初のデュエリストが私のリストに加わることになります。
本当はネオンちゃんを加えるつもりだったのですが、キャラコン難しかったので……。
ジェットのジェットによるジェットのためのVALORANT
公式試合でピック率が最も高いのはジェットです。
「VALORANT Champions 2021」のエージェントピック率、ジェットが82%で1位、ヨル、フェニックスが0%で最下位を記録|VALORANT4JP https://t.co/Z09PGycmw3
— VALORANT4JP (@VALORANT4JP) December 13, 2021
最強武器である『オペレーター』との相性が良く、キル数も稼げることから、ランク戦でも即ピックされるような人気エージェントです。
あまりにピックされるため、私は練習できないと思い、アンレートで選んだのは本当に3回くらい……もちろん、コンペティティブでは一度もありません。
そんな私はキルジョイでオペレーターの腕を磨いたという、おかしな経緯がありますが、今では一番お気に入りの武器になってしまったので、チェンバーが登場したのは正直ありがたかったです。
チェンバーを使うまでは「そんなにジェットって強いか?」とか思ってましたが、スキの少ないテレポートを使い続けるうちに、その恐ろしさに改めて気が付きました。
――オペレーターを撃った瞬間に逃げられる安心感が凄い。
ジェットのスキルである『ブリンク』が強く、これがあると相手を確認した瞬間に逃げることができます。
オペレーターのリロードは間隔が長いため、ガチャガチャやっているうちに撃ち抜かれる可能性が高く、ジェットのブリンクはこの間に逃げる方法として有効です。
この「撃った瞬間に逃げられる」スキルがあるのは、今のところジェットとチェンバーのみ。
しかしながら、チェンバーはテレポート用のカードを設置する場所が必要なので、即座にブリンクが発動できるジェットほど柔軟性がありません。
もう格闘ゲームの「ステップ」や、ソウルライクの「ローリング」を標準で入れないと、ジェットのピック率は下がらないんじゃないかと思ってます。
結局は初心者にとってVALORANTってどうよ?
最初の1~2ヶ月ほどはアンレートやスパイクラッシュで楽しく遊んでましたが、やはりランクマッチに入ると状況が一変します。
正直なところ、ランクを上げたかったら「友達と一緒に腕を磨きなさい」とアドバイスしたいですね。
私のような野良専だと、ハッキリ言ってマッチングガチャの沼に嵌ります。
このガチャは非常にタチが悪く、Riot
Gamesの運営は「内部レートで調整している」と豪語するも、実際はAFK(試合放棄)やトロール(妨害プレイヤー)、トキシック(暴言プレイヤー)による士気低下との戦いです。
……こればかりは人間のやることなので、システム組んでどうにかなる問題じゃないのよ。
数百試合ほど経験しましたが、マッチングに関しては記憶に残る「噛み合ったな」と思われる試合は1~2回くらいですね……その他はうっすい氷上を歩くような緊張感があります。
また、試合は12ラウンド制なので、最後まで集中力が途切れないようにする必要があり、無駄に体力や精神力を削られます。
その割にヘッドショット一発で死ぬため、「勝った爽快感」よりも「負けた悔しさ」が勝り、挑戦を続ける感じです(いわゆる死にゲー)。
……ZETAのLaz選手が『ダークソウル』好きというのも頷けますわ。
ダクソ1ノーデスチャレンジhttps://t.co/GiRkLCbKx1
— Laz (@lazvell) November 23, 2021
最近の印象としては「初心者の参入がどんどん厳しくなってるな」という感じですね。
ストレス値の高いゲームなので、少し遊んで知識を身に付け、強い人の動画配信を見て楽しむというのが健全な関わり方かもしれません。
対照的に、「暴言を気にせず、やり応えのあるゲームを遊びたい」という方にはピッタリではないかと。
そしてチームワークが重要なゲームでもあるため、仲の良い友達と組んでチームとして成長を続ければ、快適なVALORANTを楽しむことができると思います。