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2018年11月1日木曜日

『iPad Pro』『MacBook Air』『Mac mini』が発表されたAppleのSpecial Eventについて



| 10月30日に開催したApple Special Event


『iPad Pro』、『MacBook Air』、『Mac mini』が発表され、大いに盛り上がったAppleのSpecial Event。iPhone XSが発表された時はイマイチ盛り上がりに欠けていたAppleですが、先日(2018年10月30日)のイベントでは、そんな不安を払拭するような充実した内容になりました。


https://www.gizmodo.jp/2018/10/apple-special-event-round-up.html

現在のAppleは、今まで築いたブランド製品をブラッシュアップすることに力を注いでいます。今回もその傾向は変わりませんが、発表された3つの製品は”機能性向上”に特に力を入れており、他社の追随を許さない端末に仕上がったようです。


| iPad Pro


もともとiPad Proは”大きな画面”を売りにした製品です。今回も11インチ、12.9インチとサイズが大きいため、「MacBookと同等の性能を誇るタブレット」としての印象が強く、クリエイターにはマストアイテムになるかもしれません。

【11インチ(Wi-Fi版)】
・64GBモデル:8万9,000円(税別)
・256GBモデル:10万6,800円(税別)

・512GBモデル:12万8,800円(税別)

・1TBモデル:17万2,800円(税別)

【12.9インチ(Wi-Fi版)】
・64GBモデル:11万1,800円(税別)
・256GBモデル:12万8,800円(税別)

・512GBモデル:15万800円(税別)

・1TBモデル:19万4,800円(税別)

https://www.apple.com/jp/ipad-pro/

特に注目すべきなのはベゼルレスになったこと。ホームボタンが完全に無くなったことにより、画面がさらに大きく見えるようになりました。同じくホームボタンの無いiPhone XはFace IDによるロック解除を基本仕様にしているため、iPad Proも同様にFace IDの登録が必要です。

ペンシルも進化し、画面に磁石でくっ付くなど利便性もアップした様子。画面にくっ付いている間は自動で充電もされるため、ペンシル側の充電切れも気にせず使い続けることができます。

唯一の不満点があるとすれば、背後のカメラが出っ張っていることくらい。ケースを買わせるための策略(?)かもしれませんが、見た目にはあまり美しくないため、次の世代は改善して欲しいと思います。


| MacBook Air


Touch Barが無くなり、接続できる端子が『USB Type-C』のみに統一され、シンプルさを極めた今回のMacBook Air。「えっ、MacBook Airって復活するの?」と驚かれた方も多かったかもしれません。

【13万4,800円(税別)】
・1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
・8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ

・128GB SSDストレージ

・Intel UHD Graphics 617

【15万6,800円(税別)】
・1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
・8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ

・256GB SSDストレージ

・Intel UHD Graphics 617

https://www.apple.com/jp/macbook-air/

薄さや軽さを売りにしている「Air」の系列ですが、今回のMacBookも見た通りの薄さです。Retinaディスプレイを採用したことにより、2,560 x 1,600ピクセルと解像度が上がったことで、鮮やかさが際立つ仕様へと進化しました。

Touch Barは無くなりましたが、MacBook Airは電源ボタンにTouch IDを搭載しています。MacBook Proでは、Touch Barによる指紋ロック解除が基本でしたが、今回のAirにも受け継がれたようです。Face IDはユーザーからの不満も多いため、良い判断だったと言えるでしょう。


| Mac mini


すでに忘れ去られた存在になっていたMac miniですが、ようやく新製品が発売されることになりました。個人的にはスマホやタブレットよりも嬉しいかもしれません。まあ、今までの製品に見飽きたというのもありますが(笑)

【8万9,800円(税別)】
・3.6GHzクアッドコア第8世代Intel Core i3プロセッサ
・8GB 2,666MHz DDR4メモリ

・Intel UHD Graphics 630

・128GB PCIeベースSSDストレージ

【12万2,800円(税別)】
・3.0GHz 6コア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
・8GB 2,666MHz DDR4メモリ

・Intel UHD Graphics 630

・256GB PCIeベースSSDストレージ


見た目はシンプルですが、徹底して無駄を省いた仕様が売りのMac mini。価格も税込みで9万円~なので、Mac入門機には最適なデバイスだと言えるかもしれません。メモリは64GB、プロセッサは6コアのi7まで搭載可能なので、使い方次第ではモンスターマシンになるかも。


MacBook Airの外部接続が『USB Type-C』に統一されたこともあり、Mac miniもそうなってしまったかと心配しましたが、ちゃんと従来のUSBも2個付いてます。HDMIやイヤホンジャックもあるため、持っていた周辺機器を問題なく使うことができます。

スペックを最大にすれば、46万3,800円(税別)になります。Apple信者にとっては安いと感じるのでは?後は熱暴走などが懸念されますが、これは発売後の製品レビューなどで確認すると良いかもしれません。

…私は3つの製品の中でMac miniが一番欲しいですね。もともとMac miniには注目していましたが、2014年に開発が終わってしまったと思っていたため、買うのを諦めていました。この性能なら不満はなさそうだし、外観がシンプルなのが良いですね。
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