ミステリー小説の人気はお国柄によって左右されるの?
こんなつぶやきを目にしました。
ミステリー小説が人気がある国はいずれも「警察等の捜査機関に一定以上の信頼がある国だけ」というのはなるほどと思った、そうでない国の人には事件が解決するということにリアリティがないんだって。だから日本アメリカイギリスフランスぐらいでしかミステリーって流行らないらしい。
— おりた (@toronei) October 31, 2020
何とも怖い話ですが、ミステリー小説の人気はお国柄によって左右されるかもしれません。
中国とかブラジルとか、「本当にそんな事件あったのかなかったのかすらよくわからない事件」とかもあるらしいですからね、噂話に対して国や警察が「そんな事件起きてません」と言われても信じない。
— おりた (@toronei) October 31, 2020
中国もそうなの?と思ってしまいましたが、実際に中国で人気のあるジャンルはSFです。
【#本を贈ろう 】
— オリオン書房 アレア店 (@Orion_Area) November 1, 2020
アレアの店員に聞いた『本を贈るなら何にしますか?』
その⑦
『三体』(早川書房)
💁♂️「中国が舞台のSF。本当に面白くて読み応えがあります!」#本の日2020@giftbook2020 pic.twitter.com/Mq1pI3xGYB
SFはアメリカでも大変人気があるため、大陸に住む人にはウケやすいジャンルなのかもしれません。(対照的に日本ではそれほど人気が出ない)
つぶやきでは「日本アメリカイギリスフランスぐらいでしかミステリーって流行らないらしい」とコメントされていますが、近年にヒットを飛ばした『ドラゴンタトゥーの女』はスウェーデン産です。
『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上)』|感想・レビュー https://t.co/ec7eH7Qa6K #bookmeter @bookmeterより
— 園田健人 (@THGEIZO) November 2, 2020
欧州地域はウケやすいジャンルなのかな?
こうして考えると、国によって根付いた文化のようなものが影響している可能性は高そう。
昔から治安維持に備えていなかったり、警察が賄賂をもらうことを常習化していたり、事件が起きても興味を持たれないなどの環境が、ミステリー小説を「リアリティに欠ける」とさせるのかもしれませんね。