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2020年1月6日月曜日

【VR】将来は3Dモデラ―が人気の職業になる理由


VRやARの技術に触れることで感じたのは、将来は仮想空間でほぼすべての業務を完結できるのではないかと。

現在のビジネスはネット上でのやり取りが主流ですし、Amazonが巨額の富を得ている傾向から、飲食店以外はリアル店舗を出店するのも大きなリスクが伴います。

そんなことを考えながらOculus GOで遊んでいると、Amazonが最近『Prime Video VR』の配布を開始しました。



Oculus QuestやGO、そしてGear VRで配布しているアプリですが、いずれはPSVRやSteam VRなどにも対応するかもしれません。

もともと動画配信サービスのアプリでは『Netflix』や『hulu』、『DMM』もすでにOculus製品に対応しているため、現時点でそれほどのインパクトはありませんが、他の動画配信サービスも追随する可能性は大いにあります。

また一方で、AmazonがVRの業界に進出してきたことには喜ぶべき出来事ではないかと。

今年はFacebookがVRを活用したSNS『Horizon』を提供する年でもあり、この市場は「ちょっとした」転機を迎えると思います。



私の現段階の予想は「ちょっとした」転機かもしれませんが、もしかしたら「革命的な」転機なるかもしれないですし、簡単には予測できない状況です。

ただAmazonが進出してきた以上、もしHorizonに好意的な反応が多ければ、いずれは仮想空間上に「バーチャル店舗」の出店を考える可能性があります。



近年、Vtuberが人気を博したことから、オリジナルのアバターやキャラクターをモデリングする人が増えています。

今の段階では市場を脅かすような影響力を持ちませんが、これが実用的な段階、すなわち店舗デザインや商業アトラクションの設計などを対象とすれば、3Dモデリングのスキルは一気に需要が高まるはずです。

仮想空間でのメリットは、サーバーが許す限り立地や物理学をほぼ無視して無限にモノ(ソリッドモデル)が置けること。

『マインクラフト』を遊んだ方なら分かると思いますが、あの世界のように仮想空間上でお店を作る感覚ですね。



過去、私は自動車の設計に携わっていましたが、現実世界の商品は制限(寸法、物理、法規等)があまりに多いため、専門的な知識がないと簡単に承認が通りません。

しかし、仮想空間であればイメージしたままのモデルを作ることができ、3DCADや3DCGソフトの確かな知識があれば、誰でも思い通りの都市設計が可能になります。

もちろん、マインクラフトで作ったものでもクライアントが「面白い」と思えば、バーチャル店舗として出店できるかもしれません。

そんな自由な楽しさが仮想空間にはあると思います。


【2019年版】フリーで使える無料3DCADやCGソフトをご紹介

VRやARはまだまだニッチな市場です。

これから劇的な進化を遂げるかは予測不能ですが、例えそうでなくても、時代に合わせて3Dモデリングの技術を学んでおく価値はあると思います。

もし、お子さんがマインクラフトで楽しく遊んでいるなら、「こんな3DCGソフトがあるよ」と教えてみてはいかがでしょうか?

グラフィックボードの性能がある程度高ければ個人で学ぶことも十分可能なので、皆さんが新しい世界を作れるような技術者になれると良いですね😄
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